Q&A(part2)

指導者や育成会に寄せられた質問



Q&Aを(part2)として、7年ぶりに追加リニューアルしたいと思います。

内容については、ごく一般的なQ&Aではなく、具体的なものです。
直接お聞きした質問内容や、普段学校内で父兄同士話される色々な話の中からこのような勘違いをされている方がいるなど、歪んだ情報に対しての返答です。
チーム選びにとっては重要なものであると思います。詳しく書いておきたいと思います。


1.ジュニアって歴史も古いし、強いし、強くする為指導者も厳しいでしょ。
  敷居も高いし、うちの子には到底ついていけそうにないと思う。

戦歴については、わかっているもの全てHP内に掲載しています。
創部40年未満のジュニアは姫路市内のチームとしてはそれほど古いものではありません。
チームの勝率は7割を超え高いと思いますが、常に強いのでは無く、弱かった年、勝てなく苦労した年もあります。
卒部までにしっかり強いチームになってもらいたいと、その年その年みんなで工夫し作り上げています。
強豪ひしめく兵庫県内で1,2を争う事ができる姫路市のチーム。
その姫路市のチームの中でも現在のジュニアは優勝を争えるチームとなっています。
しかし、敷居は本当に驚くほど低いんです。実際に野球をしている選手を見にきて下さい。
投げる方向も定まらず、捕球すらたどたどしい、走塁やバッティングなんてもってのほか、そんな子供達も一から努力し日々頑張ってジュニアを形成しています。
子供もご父兄も体験していただければ、わかります。周りの情報に翻弄されないで、気軽に体験しにきてください。
うちの子には、絶対無理、続かない。と言われるご父兄もおられます、指導者としては、そんな子だからこそチャレンジしてもらいたいです。
今までにも沢山その様な子供達をお預かりしましたがリタイヤする事なく卒部していってくれました。
卒部式はしっかり親に感謝でき、強く育った我が子に涙し感動するお母さん方がいつも印象的なんです。


2.平日練習さえ無ければ。。。平日の送り迎え、やはりうちには無理だと

昔と違い夫婦共働きの家庭が今は主流です。相談していただければ何の問題もありません。
香寺には折角近い場所に環境の整ったチームがこうして存在します。
無理な日は無理と言っていただき、活用して下さい。
平日練習が無いというチームでも、上手くなりたい子は強化練習と言う名のもとに平日練習するチームもあります。
私の印象では返ってジュニアの方が平日練習少ないかな?と感じたりもします。


3.親子で一緒になぜ野球できないの?親コーチを受け入れないのはなぜ?

思いとしては一緒に夢を追う事は可能です。
しかし、ジュニアでは一緒に親子で野球を指導、プレーする事はできません。
子供達を公平に指導し、公平にプレーさせてあげる為ですのでご了承ください。
親コーチの受け入れを行っているチームは沢山あります。それも悪い事ではありませんが揉められている事もよくお聞きします。
指導の偏り、価値観の違い、子供の卒部と同時にお辞めになる為、その年により指導力が変わるといった事を避ける為とご理解ください。
OBについては、指導者の受入れを随時しております。但し、我が子は見る事ができません。
志願される場合は、育ててもらったチームへの恩返しとして完全奉仕の精神でお願い致します。
特例となりますが、OB以外でも指導をしていきたいとおっしゃる方は、育成会を経て、ジュニアの指導方針をしっかりご理解していただいた上での受け入れも考えております。
ぜひ子供達の為にと思われる方は、卒部後その旨を申し出ていただければと思います。


4.少し優しいチームで野球に慣れてからジュニアに入れるか見ていこうかと

結構お聞きします。
在籍されたチーム事情などで移籍された場合を除いては、結構無理が生じます。
チームとしてではなく、慣れた頃にはそのチームや選手同士にも愛着がわきます。
そこそこ上達した時点で移籍して強いチームへ移りたいと願われたご父兄もいらっしゃいますが、大抵子供の意見を尊重され移籍を断念される事が多いです。
そして卒部された後、中学生になりお聞きします。最初に入れとけば良かったと。
そんな事が無いようチーム選びの際は適当に決めたりせず、最後までやり抜けるチームをジュニアに限りませんしっかり選んであげてください。


5.誰でもうまくなるんじゃなく、ジュニアはうまい子が入るチームですよね。
  そんなイメージを持っている人が私の周りに多いですし、実際そうでしょ?
  
誰でもうまくなる。それはありえません。
塾に行ってさえいれば頭が賢くなるなんて事が無いのと一緒です。
色んな指導ノウハウはありますが、それを理解し、努力できるかできないかで上手くもなり下手にもなります。
また、上手い子が入るチームではありません。最初はみんな初心者で、下手くそです。
下から投げた球も取れず、100球打たせてもボールに一切当たらなかった子が、6年生で4番を打った年も沢山あります。
ジュニアは、野球の基本から応用までをしっかり学べる場所と認識していただければと思います。


6.少年野球初めるの4年生くらいでも遅くないんじゃないの?

公園や学校で野球をして遊ばない、遊べない子供達は昔と違い野球のルールを学ぶ機会がありません。
低学年のうちに入部していただけると2、3年生で遊びながら野球に触れ、自然と学んでいきます。
希望では、3年生までには初めてもらいたいですね。
ちなみに、現在のジュニアでは1年生から受け入れを行っています。
しかし学校にも慣れていない1年生には少しきつい事も確かです。
3年生以下の平日練習は基本自由参加です。
土日においても1、2年生などは、今日は昼から参加します。参加しますが昼から迎えに行きます。今週はお休みします。
慣れるまで子供に合わせ参加する時間帯を各家庭で調整し連絡いただければ結構です。
また、村のソフトボールを頑張っている子供達であれば、4年生からの入部でもどうにか6年生の大会までには間に合います。
しかし、入られた方はみなさんもっと早く入れとけばよかったとおっしゃられます。


7.土日も仕事があり父母は中々参加できないので野球チームに入れるのは無理かな。
  当番もあるだろうし、拘束されるのは無理。

参加の頻度は全く関係ありません。参加できる時に見てもらえれば結構です。
参加できた時、『中々参加できず済みません。いつもありがとうございます。』父母の間でそう言ってコミニュケーションを取っていただければ何の問題もありません。
普段の生活と同じです。ジュニアはみなさんが少しずつ助け合い運営しています。
大人も恥ずかしがらず子供にもそんな姿見せてあげてください。
一人では誰も何もできません、助け合ってみんな頑張っているって事を態度や行動で教えてあげてください。
当番は土日だけですし、参加可能な方を中心に決めてもらっています。
当番と言うよりみなさんグラウンドで学校の事や、子供の普段の事、上の子の進路の事など井戸端会議的にしゃべりに来ておられるって感じです。
お菓子広げて楽しそうです。一生付き合える友達をここで作られた方も沢山おられます。


8.親としては野球をしてもらいたいが、子供はあまり乗り気じゃない。
  逆に子供は野球に行きたがっているが親は乗り気じゃない。

この手の話もよくあります。
どちらの場合においても、あきらめた時点で終わりです。
悩む前にやってみてはどうですか?やらせてみてはどうですか?
後者なら、どうか親として頑張ってあげてください。
集団行動では、沢山の方と係りをもち、沢山の方に助けられます。
学童野球は、カバーリングのスポーツです。
自分の失敗を周りがカバーし、周りの失敗をカバーできるよう行動するようになります。
そして、助けられる事により必ず感謝する事を学びます。